3.リスク検知、対策検討 |
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これのみは、システム導入プロジェクトでの経験の有無に大きく左右されます。
開発会社側のリーダにこのスキルがあるかどうかが重要となります。
ただ、万が一、開発会社側からこういったスキルのあるリーダが出てこなかった場合、
必ずプロジェクトが失敗するのかといったらそうではありません。
その場合は、プロジェクトの進捗状況や、課題や、リスクを定期的に隠すことなくきちんと
報告をする(させる)といった運用をするようにしてください。
リスクが発生した段階で即対応を検討することでリスクを最短で回避することが可能と
なります。
なお、このやり方としては、「何か問題が出たらすぐに報告すること」といってもなかなか
うまく機能しません。そこで、週1回など定期的に報告をする機会を作ることが重要です。
これはいかにうまく予定通りに進んでいる場合でも実施をします。
開発会社の報告はよくわからない(※)と言うことや、プロなんだからきちんと予定通り進める
だろうといったことで、こういった運用をしないケースも多いのですが、プロジェクト運営を
していく中では様々なリスクや課題が発生しますし、定期的に話すようにすることで相互
のコミュニケーションレベルが深まり、開発側も相談をしやすくなります。
また定期的に話すことで、その担当者の本質的な部分や癖もわかるようになり、「問題ない」
といっているが「何かありそう」といった検知などが出来るようにもなります。
(※)こちらについては「開発会社の説明がいま1つよくわからない」を参照ください
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