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■プロジェクト運営における重要3大要素 TOPへ 
 1.マスタスケジュールと役割の明確化
 2.業務に精通したメンバーの投入
3.リスク検知、対策検討

1.マスタスケジュールと役割の明確化

プロジェクトを成功させるために重要なポイントは以下の3つです。

1.マスタスケジュールと役割の明確化
2.業務に精通したメンバーの投入
3.リスク検知、対策検討


1.マスタスケジュールと役割の明確化

マスタスケジュールとといいつつ、設計、開発、テストといった開発タスクのみで
システムを導入する側のタスクを含めたシステム導入までに必要な全タスクや
マイルストンの記述がない
ものを数多く見てきました。

プロジェクト立ち上げ時において

・顧客側含めたシステム導入における必要タスクをすべて明記し
・それを誰が主管で行うのか役割を明確にし
・主要なマイルストンは何でいつなのかといったことを記載したマスタスケジュール


を作成すること非常に重要であり、このマスタスケジュールと役割の明確化がプロジェクト
成功の明暗を分ける
といっても過言ではありません。

マスタスケジュールとマイルストンがあることで「いつまでに何をしなければならないか」
が明確になり、役割が明確になっていることでそのために「誰が何をすべきか」といった
アクションへつながります。

それにより、例えば「誰が」の部分に対して、スキル的あるいは物理的な時間的に対応が
出来る要員がいなければ、そのタスクを実施できる要員の確保のために事前に動く
ことが
出来ます。

逆に、このマスタスケジュール、マイルストン、役割の明確化がないことで、必要なタスク
があるのはわかるが急には人は確保できないからもう少し後でやろうということになり、
タスク自体が未実施となったり、実施されたとしても、その実施タイミングが遅いことで
他の作業に影響が出たりします。

また、このマスタスケジュールがあることで、プロジェクトの進捗の上で、今どこまで
進んでいるのか、また、残タスクとしてどれくらいのボリュームがあるのかを把握
する
ことができます。

失敗するケースに、システムを導入する側のメンバーが専任ではない、必要な要員がアサイン
されないといったものがありますが、ひとつの原因に、「その必要性」が顧客に伝わって
いない
ということがあります。

プロジェクトを進める上で、どれくらいのタスクボリュームがあり、重要なタスクについて
いつまでに実施しなければならないか、そして、そのタスクの主管がシステムを導入する側が
主管であるということが明確になった時点で、「それを実施できる要員の確保」あるいは
「やり方」ということを考えることができるようになります。

マスタスケジュールを作成する手順としては以下となります

1.システム導入におけるWBSを決める
2.WBSにおける主管を明確にする
3.マスタスケジュールを作成する


システム導入においてどのような流れ、タスクがあるのか、WBSのテンプレートや主管を明確に
するためのTRMテンプレートについてはこちらを参照ください

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