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■開発会社の説明がいま1つよくわからない TOPへ 
 1.技術、設計手法は手段であって目的ではない
 2.誰を「主」として考えるか
3.ではどうしたら良い?

2.誰を「主」として考えるか

当然、システム開発をするその自分たちを「主」として考えたときの重要なポイントと、
システムを導入する側が知りたいことは違います。

つい「システム導入」は「システムが主」となり、そのため、そのシステムを実現するための
手段である「技術」や「設計手法」の話しになりがちです。

また、システムを導入する側において

・「システム」というのは自分たちの知らない世界であり、そこについてはプロにお願いを
 するしかない。
・その道のプロが言っているのだから、間違いないのだろう


といった話も良く聞きます。

しかし、一方でシステムを導入する側にとっては「システム」は

・業務効率改善するため
・マネジメント判断をする情報を必要単位で必要タイミングで取得するため


の手段であり、目的は「ビジネスの成功」です。

そのため、システム開発会社が

・弊社は(私は)WebとJavaによるシステム構築経験が豊富なので安心して任せてください
・Webシステムで重要なのはセッション管理で、その部分については今までのプロジェクト
 でも多くの実績を持っているので大丈夫です
・Webの仕組みの場合は、このような設計、ボタン配置、機能が使いやすいです
・弊社(私)の設計方法はウォータフローではなく、プロトタイピング方式です。
 このメリットは。。。


といった説明をしても、「確かに技術力は高そうだし、実装力もありそう」ということは理解
できるのですが、いま1つピンとこないのです。

システムを導入する側が必要としていることは

・業務効率化による生産性の向上、コスト削減による利益率の向上あるいは、業務効率化に
 より顧客対応や販売業務といった本来注力すべき作業への集中化
・予算、計画に対する実績把握と対策の検討、判断


のための

・自分の店舗や会社の規模、業務内容に合わせた必要な「業務支援」の仕組みの導入

であり、作業タスクやスケジュールについても、

・システムを導入し、自分たちの業務、ビジネスの「武器」としていかに早く浸透させ活用
 できるようにするために自分たちが実施すべきタスクは何か?
 また、それはどのタイミングで実施すべきか
・そのために、自分たちの求めている機能が正しく実装されているのかをどうやって いつ
 確認できるのか


といったことを知りたいのです。

開発会社が技術力と経験を持っていることはある意味当然であり、その部分での知識や経験の説明
が欲しいわけでもなく、それを聞いて全ての部分において安心できるわけでもありません。

つい、システムを構築する側は「自分たちの作業」を「主」として考えてしまうため導入する側が
求めているものとずれてしまい「?」となってしまうのです。

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