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 システム導入全体の流れについて
 (資料1) 基本構想〜システム化計画
(資料2) 要件定義〜総合テスト
(資料3) WBSとTRM
(資料1) 基本構想〜システム化計画

  基本構想、システム化計画はシステム構築において最も要となるフェーズです。
  現状と課題の情報収集と解決方針の検討で一番頭を悩ませ、時間がかかる部分です。
  この段階では、内部ではそれぞれの業務担当による分科会での実施などに分かれますが
  大きな流れとしては、資料に記載したようなプロセスの形となります。

  ■基本構想〜システム化計画フロー図

   
  <拡大する>

  なお、システム構築において実際はこのフェーズの作業が不十分なケースもよく見かけます。
  自社内のシステム部門でシステム構築をする場合は別ですが、外部のベンダーへシステム
  構築を依頼するとき
は、この部分で集め、検討した

  ・現状の業務フローやシステム構成
  ・システムで解決すべき重点課題
  ・重点課題の解決方針


  が明確になっていなければならないのですが、今までの私の経験でもこの部分が不十分で、

  ・汎用機のリース期間が切れるから、
  ・今のシステムも5年使っていて、ちょっと業務上使いづらくなってきた
  ・データ量が多くなりレスポンスが悪くなってきた

  という動機、理由でシステムをリプレイスしようというケースが非常に多いのが現状です。

  ぜひ、システムを導入する側としては、こういった作業がまだであれば実施をしてください。
  そして、システム構築を受ける側として、このフェーズで明確になっているべき事項について
  の確認をし、それがない場合は、時間を確保して実施をするようにしてください。

  システム導入の7割が導入過程において遅延やコストの大幅増や、最悪はプロジェクトとして
  中止、あるいは実装はしたが「使えない」「使わない」システムとなっているといわれています。

  その原因は、その過程でのプロジェクト運営や技術者のスキルの問題などが取り上げられる
  ことが多いですが、実は、その原因の大半が、このフェーズにおける情報収集や課題、
  方針の明確化、プランニングが十分になされていない
ことにあります。


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